花粉症の薬の違いを解説します|台東区の整形外科・内科(元浅草

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花粉症シーズン到来!薬の違いと解説

2019年もこのシーズンがやってきました。

毎年悩まされる方も多くいらっしゃることでしょう。そう、「花粉」の季節です。

 

2019年1月17日に日本気象協会から発表された『2019花粉飛散予測 第3報』によると、今シーズンは

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・花粉の飛散開始は2月中旬

・3月は各地で飛散のピーク

・飛散量は例年より多い(ヒノキは前シーズンが過去10年で最も多かったシーズンなので前年よりは少ない)

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という傾向があるようです。

当院でも花粉症の薬は処方するので、その使い方を解説いたします。

 

 

【飲み薬】

以前は、1ヶ月くらい前から飲んだ方がいい、と言われていた飲み薬ですが、

いまは遅くても1週間前から飲み始めれば、花粉のシーズンに合わせて効いてくれます。

この記事をお読みいただいた方は、そろそろ飲み始めを検討してください。

最近ではドラッグストアなどでもアレルギーの薬は売っていますが、当院ではジェネリック医薬品のある医薬品も扱っているので、お気軽にご相談ください。

<よくある質問>

Q.1日1回の薬と1日2回の薬はどっちが効くの??

A.効き目は個人差があるので一概にはいえませんが、1日1回の薬も2回の薬も同じように効いてくれます。薬の成分(性質)によって異なるのです。

たとえば、1日2回だと忘れてしまうから、という方は1日1回の薬がいいでしょう。

逆に、薬を飲むと効いた気にもなるから、1日2回飲みたい!という方は1日2回の薬がいいです。そんな人いるの?と思うかもしれませんが、朝薬を飲んで、効きがイマイチだからもう1錠のみたいなーとおもっても1日1回の薬では次の日にならないと飲めません。そういう意味では、1日2回の薬も使い勝手がいいのかもしれませんね。

 

【点鼻薬】

点鼻薬も種類が多く、1日1回の薬や2回の薬、鼻づまりがつらい時にだけ使う薬など色々あります。

毎日続ける薬の場合も、1週間くらいで効き目のピークがやってくるので、流行前から使うようにしましょう。

液体でシュッと噴霧される薬の場合は、鼻水がつまっているとうまく効かないことがあるので、鼻をしっかりかんでから点鼻してください。

お風呂上りや洗顔後に使うと、鼻の通りが比較的よいのでいいでしょう。

 

【目薬】

目薬は、コンタクトレンズをさしたままでも使えるものと、そうでないものがあります。

そのどちらかで使い分けますが、充血がひどかったり、目のかゆみが強い場合には眼科さんへご相談するとよいでしょう。

 

そのほか、家に入るときには服についた花粉をはたく、加湿器をつける、静電気防止スプレーを服にかける、柔軟剤を使う、など手軽にできる工夫をして症状をやわらげましょう。