意外と知らない処方せんのルール
2019年5月27日
今日は、意外と知らない処方せんのルールをお伝えします。
「意外と知らない」シリーズとして、これからも定期的に発信をしていこうとおもいます。
皆さんに薬を使ってもらうときには、「処方せん」をお渡ししています。
この処方せんで皆さんがもっている間違った認識に、こういったものがあります。
<処方せんの間違った認識あるある>
・処方せんをもらったら、すぐ近く(目の前とか下とか)の薬局に行かないといけないと思っている
・処方せんはいつ渡しても薬にかえてもらえると思っている
・処方せんに書かれている薬はどこの薬局にいってもすぐにもらえる
どうですか?
意外と、え?違うの?と思われる方もいるのではないでしょうか?
・処方せんをもらったら、すぐ近く(目の前とか下とか)の薬局に行かないといけないと思っている
⇢そんなことはありません。極論いえば、沖縄や北海道に持って行っても大丈夫です。
・処方せんはいつ渡しても薬にかえてもらえると思っている
⇢実は、小さい文字で4日間と期限が決まっています。これは発行日をふくめて4日間なので、例えば本日5月27日に発行したとすると、
27、28、29、30.30日までが受取り期限です。
・処方せんに書かれている薬はどこの薬局にいってもすぐにもらえる
⇢薬によっては、薬局にすぐに在庫がないことがあります。取り寄せてもらうことはできるはずなので、相談してみてください。
処方せんはどこに持って行ってもいいですが、そういう意味では近くの薬局なら薬の用意はされているかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
これからも薬の効き方の話だけでなく、意外と知らないルールについてもお伝えしていきます。