イスに座ったままできる体幹回旋エクササイズ
2019年8月12日
皆さんこんにちは。
理学療法士、ピラティストレーナーの髙田です。
今回も前回に引き続き、体幹の回旋エクササイズについてご説明したいと思います。
前回の体幹回旋エクササイズであるシーテッドツイストは長座位で行いましたが、
骨盤を立てた状態での長座位と体幹回旋運動の組み合わせは、
ある程度ハムストリングの柔軟性が必要となり、骨盤後傾の代償動作を伴いやすいです。
ハムストリングの硬い方はこのエクササイズは非常に困難かと思います。
という事で、今回は椅子に座った状態での体幹回旋エクササイズをご紹介します。
このエクササイズはハムストリングの硬い方でも簡単に行えますし、
座位で行うので骨盤後傾の代償動作も出にくいかと思いますので、是非お試し下さい。
座位体幹回旋運動
①椅子などに座り、骨盤を立てた状態で体幹から頭部を天井に向かって伸ばすように軸の伸長を行います。
②両上肢を胸に当て鎖骨を横に開くようにして下さい。
③体幹から頭部の伸長を維持しながら、肋骨から体幹を回旋するようにします。
回旋するときにピラティス呼吸を行い、息を吐きながら体幹を左右に回旋します。これを左右10回行います。
注意点
シーテッドツイストと同じように回旋の動きを行うときに体幹がスウェイ動作にならないようにしましょう。
また、回旋と同時に骨盤が動かないようにして下さい。