台東区のクリニックが紹介する花粉症に効く食事

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花粉症対策の食べ物の紹介

花粉症もまだまだ辛いシーズンですね。

鼻水、今や5人に1人が花粉症と言われる国民病です。乱れた食生活、睡眠不足やストレス、睡眠不足など生活習慣など様々な原因で、免疫細胞のバランスが崩れ、アレルギー症状が悪化します。

近年、特に注目されているのは「腸内環境」を改善することで、免疫力がアップするということです。

腸は、身体の中に摂り入れた食べ物を消化、吸収する働きと、便として毒素を排泄する大切な役割を果たしています。

また、“第二の脳”と言われており、自律神経を整えるためにも重要です。特に“パイエル板”は、回腸(小腸の下部)にあり、免疫機能を司る免疫細胞の60~70%が集中していると言われています。

そんな私たちの腸の中には100兆以上の腸内細菌が、「腸内フローラ」を作っています。私たちが日々食べたものをエサとして、善玉菌・悪玉菌・善玉菌と悪玉菌の有意な方に加担する日和見菌の3種類で構成されています。

「腸内環境」を整えるためには、乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌を多く含むヨーグルトや納豆、麹甘酒など発酵食品を積極的に摂り入れることや、その有益菌のエサとなる昆布やわかめなど海藻、こんにゃく、りんごなど水溶性食物繊維やオリゴ糖、腸の蠕動運動を活発にし、有害物質を排泄してくれる不溶性食物繊維も意識するとよいでしょう。不溶性食物繊維の代表は、さつまいもやごぼうなど根菜類やきのこ類です。

その他にも、鼻や喉の粘膜を正常に保つためにレバーや緑黄色野菜に含まれるビタミンA(βカロテン)、魚介類に多くて含まれるビタミンB6B2、炎症やかゆみに大きく関係している活性酸素対策でこまめに生野菜や果物からのビタミンC、魚に多く含まれるDHAEPAも免疫機能を正常化しアレルギー予防に効果的です。

まずは日々のお食事で「腸内環境」を整えて、必要な栄養を意識することから“花粉症に負けない身体作り”を始めてみて下さい♪