疲れがとれない、食欲がない、その原因「水」かもしれません
2019年9月9日
【暑い夏に心配な水分不足!そもそも水分って?】
今年の夏も猛暑が続きましたね。とにかく心配なのが熱中症ですよね。
あまりに暑いと体温調節がうまく出来なかったり、汗をかいて水分補給が間に合わなかったり、
身体にとって危険な状態になってしまいます。
意外と侮れない“水”です。水分は人が生きていくために欠かすことが出来ない要素の1つです。
身体の中で最も多い成分も水です。
男性の方が女性より筋肉が多いので、体の中の水分も多くなっています。
身体の中の水分の働きは、大きく分けて3つです。
1.酸素や栄養を運び、そして必要ないものを体の外に出す。
2.皮膚から汗を出して、体温を調節する。
3.体内の環境を一定に維持する。
体中を巡っている「血液」が水分の大部分です。
酸素や栄養を運ぶために欠かすことが出来ません。
身体から2%の水分が失われるだけで喉が渇いたと感じ、水分不足の始まりです。
特に子供や高齢者は知らず知らずのうちに脱水になりやすいため、
水分はこまめに、そして喉が渇いていなくても定期的に摂取しましょう。
慢性的に疲れがとれない、食欲がないなど、お悩みの方はクリニックでも栄養外来を行っています。お気軽にご相談ください。
薬を勧めない薬剤師・予防医学士
中山千秋