腰痛患者さんによく指導する体幹トレーニング
2019年9月16日
皆さん、こんにちは。
理学療法士、ピラティストレーナーの髙田です。
今回は腰痛患者さんにもよく指導する体幹トレーニングをご紹介致します。
このエクササイズは腹式呼吸と骨盤底の引き上げを行いながら、下肢を後方へ伸ばすエクササイズです。
腰椎を支える腹横筋と腰多裂筋の収縮をさせやすいエクササイズとしても知られています。
四つ這い肢位股関節伸展エクササイズ
①四つ這い肢位を作る為に両肩関節の真下に肘、手首、両股関節の真下に膝関節を設置します。背中が反ったり丸まらないように尾骨から頭頂部を伸長して下さい。
②腹式呼吸をし腹圧を高めながら、後方へ片脚ずつ伸ばしますが、この時に体幹が左右に一切ブレないようにするのがコツです。
注意点
例として右下肢を後方へ伸ばそうとすれば、体幹は左側へ偏位しようとしますが、ブレないようにしましょう。
左下肢を伸ばせば、同じように体幹は右側偏位します。